【語彙力で入試に差をつけよう】
中学受験 国語の単元は、大きく分けると「文章問題」と「語彙力問題」の二つです。
この記事では、「語彙力問題」の中でも漢字以外、
ことわざ・慣用句・故事成語について説明します。
【やみくもに暗記しない】
この分野では、その参考書を買ってきて覚えさせるなどの必要はありません。
塾の授業で頻出の範囲は大体カバーできるので、
塾で習ってきたことをその都度理解して記憶できれば充分です。
中学受験本番では、( )に言葉を入れて、
ことわざや古事成語を完成させなさいという問題が多く出ます。
表現については、正しく覚えておきましょう。
一方、意味を問う問題は、選択問題が多いので正確に覚える必要はなく、
意味がわかって入れば大丈夫です。
【派生して覚える】
ただ出てきたことわざや古事成語、慣用句をむやみやたらに覚えるよりも、
「同じ体の部位を使った慣用句」や、
「同じ動物が入っていることわざ」、「漢数字を使った慣用句」など、
関連するものをまとめて覚えておけると頭に入りやすいです。
辞書などで確認する時に、関連する用語を一緒に確認するといいでしょう。
語句は覚えてくると面白い分野ですし、
得点にしっかりとつなげていける分野です。
子どもが楽しく覚えられるように、クイズ感覚で問題を出すなど、
親が工夫してあげるのもいいでしょう。