【佐藤ママ 講演会シリーズ8】スマホの使い方&中学受験する親へのメッセージ

Examination of Junior High school

【佐藤ママの子育てメソッド】

3男1女全員を「東大理科三類」合格に導き、
一躍ゴッドマザーとして有名になった佐藤亮子さん。
確固たる信念のもと、中学受験にも全力投球されたそうです。
中学受験を控えた親の悩みに応えるべく、
質問の多い項目を中心に佐藤ママ流の子育て方法を語っていただきました。
全8回のQ&A方式でお届けします。

徹底したリサーチと、効率を考え抜かれた勉強方法、
そして深い愛情を持ち合わせた佐藤ママメソッド。
取り入れやすそうなところから、参考にしてみてくださいね。

Q:スマホをどれくらい使わせるかなど、スマホとの付き合い方が難しいです

A:何に使うかでスマホの価値が変わります

・ママ友の間では、SNSを情報ツールに

子どもの通う塾でも学校でも、ママ同士のつながりがありました。
灘中学校のママ仲間でSNSのグループを作って、
成績が帰ってくる時期だったり、学校からのお知らせを確認したり。
「うちまだ見てない!」となって、子どもがしぶしぶテストを出したこともありました。
お母さんネットワーク、侮れないなと思ったと思います。

塾のママ友とも、
「うちの子は寝てばっかり」とか、「算数ならあの先生に」など、
情報源としてスマホを使っていました。
その時のママ友とは、いまだに集まっています。

男の子は、中学生・高校生になると、
学校で何があったか話さなくなります。
子ども同士で、先生に怒られたみたいな都合の悪いことは、
口裏を合わせて親に隠しておいたり…
何かを聞いても「普通」「別に」なんてそっけない返事です。
そんな時に、ママ友の情報に支えられていましたね。

・ルールを決めてスマホと上手に付き合う工夫を

子どもが夢中になるメッセージのやり取りやゲームですが、
10年後にそれが人生に役立つことは少ないと思うんです。
そんな刹那的なことで、人生を無駄に過ごすな!と言いたくなることもあります。
特に、子どもにスマホを与える場合は、
帰宅したらすぐに電源を切って預けさせるとか、
勉強が終わるまではリビングの真ん中に置くとか、
家庭内でルールを決めないといけないと思います。

家の中の動線は、「やらせたいものは短く、やらせたくないものは長く」が鉄則。
勉強道具は近くに、テレビやスマホは遠くに。
うちの場合は、勉強の調べ物の場合は、私(母)のスマホを使う決まりです。
本人のスマホで調べているうちに、メッセージのやり取りなど、
他のことに気を取られてしまって、集中が途切れてしまいますから。
子どものスマホは、寝る前に本人に返しています。
メッセージのチェックは、その短時間でやっているみたいです。

個人的な意見ですが、勉強は基本的に孤独なものです。
わからない問題に対して、理由を自分で考えて、調べて、答えを出して。
SNSで繋がるよりも、その孤独感を乗り越えてこそ、
将来に繋がる勉強ができるのだと思います。

全8回でお送りした「佐藤ママQ&A」シリーズはこちらで最終回です。
最後に佐藤ママから、今子育て中の方へのメッセージを預かっています。

・子どもが18年間楽しかったと思えるような計画を

子どもは、絶対にまた小さくなってくれることはありません。
だから、小さい頃を楽しむというのは大切です。
親が子育てを楽しんでいないと、育てられている子どもだって、
楽しいとは感じてくれないと思うんです。

佐藤家では、子どもが40歳になった時に、
あの子ども時代の18年間は楽しかったなと、
思ってくれるような育て方を心掛けたいと思っていました。
だからと言って、遊ばせているだけではダメなんです。
遊んでばかりで受験に失敗したり、
チャレンジ精神を持てない大人に育ったら、
結果として楽しくない思い出になり兼ねません。

中学受験については、やはり親が成果の上がるように工夫しないといけません。
お母さんが言ったことを3ヶ月やって見たけど、全然成績が上がらないのでは、
子どももついていく気持ちがなくなります。
なので、やり方を工夫して、小さな達成感を積み上げながら、
少しずつ前へと進んでいきましょう。
気長なプロジェクトですが、必ず結果につながると思いますよ。

中学受験 駿台・浜学園 佐藤ママ講演会情報等はこちらから

その他のQ&Aシリーズはこちら
【佐藤ママ 講演会シリーズ1】環境とチャレンジ精神
【佐藤ママ 講演会シリーズ2】基礎は幼児期に定着を
【佐藤ママ 講演会シリーズ3】幼児期の絵本との関わり
【佐藤ママ 講演会シリーズ4】絵本1万冊メソッド!
【佐藤ママ 講演会シリーズ5】子どもへの声掛けのポイント
【佐藤ママ 講演会シリーズ6】兄妹の関係性と接し方
【佐藤ママ 講演会シリーズ7】オンオフを区切ってメリハリを

ーーー佐藤 亮子様(佐藤ママ)ーーー

佐藤ママ

長男、次男、三男は灘中学に、
長女は洛南中学に中学受験で合格。
その後、3男1女全員が東大理科三類に合格。
中学受験では、4人全員を浜学園に10年間通わせたことから、
現在は浜学園、駿台・浜学園のアドバイザーを務める。
その育児法や教育に注目が集まり、
執筆や全国での講演、テレビ出演など引く手数多。