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【中学受験体験談と後輩へのエール】
中学受験にチャレンジする子どもを見守る親も、
本番が近づくにつれて緊張してきたり、
どんな声掛けをすればいいか悩んだりと、
日々心を砕きながらサポートされていることでしょう。
今回は、近畿地方と名古屋の難関中学合格者の
体験談と中学受験生へのエールをお届けします。
【冬は基礎に重点を!】

小学6年生の冬は先生と相談の上、新しい単元に力を入れすぎず、
夏休みからずっと続けてきた基礎に重点を置いて勉強しました。
基礎が積み上がったら、次は過去問です。
本番1週間前は、朝5時から夜12時まで毎日勉強し、
早朝や午後に実施される塾の特訓では、
わからない問題を徹底的に質問し、理解できるまでやり直しました。中学入試本番の日、緊張しながら清風中学校に入る時に、
親から「ゆっくり丁寧に」と言われました。
中学受験の勉強は大変ですが、がんばったら必ず夢は叶います。
【1月はずっと暗記科目を勉強】

私は、1月に入ったらずっと暗記科目を勉強しました。
社会、植物、動物、時事問題などです。
忘れやすい暗記科目を本番近くでやることによって、
より多くの力と知識を試験会場に持っていけると考えたからです。
実際に、最終確認した事項が入試に出てきたおかげで、難なく解くことができました。中学受験は、努力次第で結果はいい方にも悪い方にも変わります。
母から「合格発表で、嬉し泣きか悔し泣き、どちらがいいか想像してみなさい」と言われたり、
塾の先生からは、「最後まで諦めず自信を持ってやれば大丈夫」と言われたのを覚えています。
今振り返ると、本当にそうだなと思いました。
【自分にはできると信じて!】

中学受験当日は、少し緊張しました。
でも、緊張するのは当然だと考えると落ち着きました。
あせってもいい結果は出ません。
周りの人が気になって、どうしても落ち着かないときは深呼吸しましょう。
きっと自分に集中できると思います。
リラックスして、「自分にはできる!」と自信が持てますし、
合格した自分の姿も目に浮かぶかもしれません。
ぼくは中学受験生のみなさんを応援しています。
合格をつかみ取ってください。ファイト!
【何をするべきか常に意識して行動して】

中学受験本番直前は以前のテストの直しや、
移動中に暗記カードで暗記を徹底したことで、
今まで点数が取れなかった問題も正解できるようになりました。入試会場では、当日塾で配られたプリントを見ながら、
漢字やアドバイスをしっかり頭に入れた上で試験に挑みました。
そして、試験中は落ち着いてミスのないように丁寧に解くことを心がけました。国語の分からない問題は、
「国語が得意な自分でも解けないような難問はみんな分からないはず」
と、自分の力を信じて落ち着きを取り戻しました。
算数や理科は、「あれだけがんばったのだから」と自分に言い聞かせて、
最後の1秒まで諦めずに考え抜きました。
結果は合格。
常に第一志望に合格するには何をするべきかを考えて行動したことがよかったと思います。
みなさんも、常に志望校を意識して、合格を勝ち取ってください!
【過去問を大切に】

志望校の過去問を解き、間違えた部分だけをノートにまとめました。
とにかく過去問を繰り返すことで合格繋がります。
私は本番一週間前から当日まで、早起きを心掛けました。
試験当日の朝に、頭をしっかり働かせたかったからです。
【緊張をほぐすためのルーティンを】

中学受験、本番では緊張をほぐすためにいつもやっているルーティンをやり、
これまでの努力や苦しさを全てぶつける気持ちで、
自分は誰よりもがんばったという自信をもって無心で問題に向き合いました。
教科ごとに終わったことは振り返らず、常に次のことを考えました。
分からない問題があっても、合格祈願の鉛筆を握って落ち着き、
また違う角度から問題に取り組むことにしました。
最後まで諦めずに戦えば、必ず合格が待っています。
※インタビューは浜学園合格体験記(2016年春)より抜粋していますが、一部表現を変更しています。