【ゼロから学ぶ中学受験】私立・国立・公立中高一貫校の特徴とは!?

【はじめよう、中学受験の志望校選び】

子どもが成長し、親子共々「中学受験」が視野に入ってきたとき、
一体どんなことから始めればいいのか、悩んでしまう親も多いと思います。
「中学受験」と一言で言っても、目指す学校によって勉強方法や受験対策は千差万別。
志望校選びのために、親が学校にまつわる正しい知識を持っておくことはとても大切です。

そこで、中学受験の基礎中の基礎である学校の種類について、
「私立大学付属校」、「私立中高一貫校」、「国立中高一貫校」、「公立中高一貫校」の
4パターンに分けて、受験対策や学校生活などにおけるメリットをご紹介。
子どもにどんな学校が合っているのか、志望校選びの参考にしてみてください。

【パターン① 私立大学付属校】

中学受験をイメージした時に真っ先に思いつくのが「慶応」や「早稲田」などの、
有名大学の付属中学校でしょう。
これらの学校は「私立大学付属校」に分類され、
大学への内部進学があるため、大学入試の必要がないというのが一番大きな特徴です。

大学受験に規定されない自由な教育が行っている場合が多く、
また入る大学が決まっている場合が多いため、
行きたい学部を目指して勉強ができるというメリットがあります。
大学受験にとらわれず、自由な学校生活を送りたいと思う子どもに向いています。

中学、高校、大学と「エスカレーター式」で進級していくイメージがありますが、
大学への内部進学率は学校によって様々です。
生徒のほぼ全員が内部進学する学校もあれば、内部進学率が2割程度しかない学校もあります。
また、明治、中央、法政などの付属校は他大学への受験を制度として設けています。
志望校選びの際に内部進学基準をきちんと調べておきましょう。

学費の面で考えると、4つのパターンの中で一番学費が高いのが「私立大学付属校」です。
一方、大学受験の必要がないので、高校での塾代は必要ないというメリットもあります。
受験対策費用も含め、6年間の教育費をきちんと捻出できるか計画しましょう。

「私立大学付属校」の代表的な学校

慶応義塾中等部
慶應義塾普通部
早稲田中学校
早稲田大学高等学院中学部
明治大学付属明治中学校
中央大学附属中学校

Examination of Junior High school
大学受験がない場合、部活ややりたいことに思い切って打ち込めるというメリットも

【パターン②:私立中高一貫校】

中学受験の偏差値ランキングなどで上位にランクインされる多くが、この「私立中高一貫校」です。
男子校、女子校の多くがこのパターンに分類されます。
建学の精神に基づく教育理念が明確で、
ホームページなどを見て学校の特色をよく理解することができます。

公立校のように文科省の指導要綱の制約を受けないので、
中高6年間の勉強で、難関大学への受験対策ができるカリキュラムを備えている学校が多いです。
難関大学受験を見据えてこつこつ受験勉強できる子どもに向いています。

「私立大学付属校」ほどではないですが、国公立に比べて学費は高くなる傾向にあります。
また、大学付属校ではないため大学受験対策は必須となるので、
目指す大学により塾代が別途かかる場合に備えて、十分な教育費の捻出は不可欠です。

「私立中高一貫校」の代表的な学校

開成中学校
渋谷教育学園幕張中学校
渋谷教育学園渋谷中学校
聖光学院中学校
桜陰中学校
麻布中学校
広尾学園中学校
洗足学園中学校
白百合学園中学校
豊島岡女子学園中学校

Examination of Junior High school
学校の理念に共感して入学するので、気の合う友達と出会う確率も高い私立中高一貫校

【パターン③:国立中高一貫校】

筑波やお茶の水など、国立大学の付属校は「国立中高一貫校」に分類されます。

国立校のため、授業料は実質的に無料なので、私立と比べて学費が安いのがメリットです。
比較的安い教育費で質の良い教育を受けさせたいと思っている家庭におすすめです。
但し、受験対策は私立受験同様必須のため、
塾代は私立受験と同等にかかりますので、きちんと計画しましょう。

また、東京都では「国立中高一貫校」と
後から述べる「公立中高一貫校」の入試が同日になるため、
併願できないというデメリットがあります。

内部進学については、必ずしも高校進学を保証していない学校や、
高校進学、大学進学のための進級テストのために勉強が必要となる場合があるので要注意です。

「国立中高一貫校」の代表的な学校

筑波大学付附属駒場中学校
筑波大学附属中学校
東京学芸大附属中学校
お茶の水女子大学附属中学校

Examination of Junior High school
教育関係者向けの研究会・講習会なども多く行われる国立中高一貫校

【パターン④:公立中高一貫校】

4つのパターンの中で、他の3つと異なる受験対策が必要なのが、
都立、県立、市立などの名がつく、「公立中高一貫校」です。
小学校高学年時の成績を点数化した書類と適性検査による選考があります。
「中学受験」ではなく「中学」と呼ばれるのはその理由からです。

知識よりも読解力や作文力が重視される傾向にあり、塾での対策が他とは異なります。
上記の理由から、比較的短期間での受検対策が可能という見方もできます。

授業料が実質的に無料で、質の高い教育が受けられるため、
合格率は低く、かなり狭き門の中学受験と言われています。
先進的なカリキュラムを実施している学校が多く、またその受検方法も独特なため、
「頭の回転が速い」、「地頭がいい」と評価される子どもに向いています。

「公立中高一貫校」の代表的な学校

東京都立小石川中等教育学校
東京都立武蔵高等学校附属中学校
千葉県立千葉中学校
千葉県立東葛飾中学校
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校
さいたま市立浦和中学校

Examination of Junior High school
小学校高学年でもコンスタントに好成績をおさめる必要があるなど、他とは異なる受検スタイル

【各パターンの特徴をよく理解して、正しい志望校選びを】

ひとくちに「中学受験」といっても、目指す学校によって受験対策は様々です。
お子さんの性格や家庭の状況をよく理解して、 親子で一緒に正しい志望校選びをしてください。

 

 

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