【ゼロから学ぶ中学受験】もう迷わない! 子ども合った塾の選び方

Examination of Junior High school

【「塾選び」は、中学受験のスタートライン】

中学受験を決めた親がまず考えなければいけない子どもの塾選び。
子どもに合った正しい塾を選ぶことは、ここから始まる約3年間の家族全員の生活と、
その先にある子どもの将来を左右する重要な要素となります。
中学受験を考え始めた親が陥りがちなことのひとつに、
塾の知名度や生徒の難関校合格率など、
わかりやすい指標だけで子どもの塾を決めてしまうことがあります。
塾と一言で言ってもそのタイプや規模は千差万別です。
塾ごとの特徴や違いを理解して、
「子どもの性格」、そして「我が家のスタイルに合う」塾を探す努力をしましょう。

【塾の種類を知って、比較検討しましょう】

今回は、正しい塾選びをするために大手の塾から個別指導まで、
様々なタイプの塾を紹介します。
それぞれの指導内容や費用面の違いを比較検討してみてください。

大手塾(全国規模)

「中学受験」と聞いて名前を思い浮かぶのが、いわゆる大手の受験塾です。
大手の塾には難関校への合格を目指すためのテキストやカリキュラムが確立されており、
首都圏を中心とした最難関校への合格率がもっとも高いと言われています。
教室の人数が限られているため、首都圏の一部校では入塾が難しい塾もあります。
小学校低学年から入塾していないと欠員を待つことになったり、
進度が速く難問への取り組みのタイミングが早いため、
後から入ると負担が大きい場合もあるので、
入塾にあたってはなるべく早めの準備が必要です。

費用面では、通常授業の他に長期休暇中の講習や合宿なども多く存在し、
計画的に塾代を備える必要があります。
先に述べた通り、難関校の試験対策が万全なため、
受験スタート時から目標校がハイレベルな子どもにはおすすめですが、
そうでない場合は事前に塾との相性をきちんとみてみることが必要です。
塾のブランドだけで選んでしまいがちなので、体験授業や無料相談に通い、
塾のスタイルが自分の子どもに本当に合っているかをチェックしましょう。

中小塾(地元密着型)

大手ほど全国規模ではありませんが、
地方ごとに数校展開している中堅、小規模の塾があります。
地元密着型で、きめ細かな指導を受けやすいという印象があります。
また、大手塾が「受験対策」をメインにうたっているのに対して、
「補修コース」があるなど、子どもの学力強化という側面も強いのが中小塾の特徴です。

中学受験を大々的にうたっていないことから、 大手ほど生徒同士の競争意識は表面化しておらず、アットホームな雰囲気のところが多いです。
費用面も、大手と比較するとリーズナブルにおさえられます。  

一方、テストやカリキュラムの充実度は大手と比較すると劣るところも。
中小塾に通って中学受験を検討する場合は、
そこで子どもの志望校の受験対策が本当に可能なのか、
その塾が過去数年間をさかのぼって安定して志望校の合格実績を出しているかなど、
親がきちんと入塾前に塾の実績やデータを見定めることが大切です。

個別指導塾

先に述べた大手や中小の集団塾に対して、
子どもの苦手分野を中心に、その子にあった成長段階で指導してもらえるのが個別指導塾です。
「先生1名あたりに生徒1~2名まで指導」とうたっている塾が多く、
それぞれの子どもの学力レベルに沿って、行き届いた指導を受けられるのが一番のメリットです。
個別指導塾のみで受験対策をする場合もあれば、
中には苦手分野の対策をするために個別指導にかかり、
大手塾とダブルで通塾する場合もあります。

個別指導のため、集団塾と比べてコストはそもそも高くなることが多く、
ダブル通塾になった場合の費用捻出は慎重に検討しましょう。    

家庭教師

家庭によって、また受験の時期によって塾ではなく「家庭教師」という選択をする家庭もあります。
家でマンツーマンの指導を受けられるため、リラックスした環境の中、
子どもに合う勉強法で苦手分野を中心とした学力強化をできるメリットがあります。
費用は1時間4000〜8000円程度が相場で、 これに加え教師の交通費等も合算されるため塾に比べると割高となるケースが多いです。
苦手分野の集中的な対策のみに利用するなど、効率的な使い方を検討する必要があります。
また、家庭教師と子どもの相性は非常に大切なので、
子どもの能力を伸ばせる「いい先生」に巡り合えることが大事です。
子どもが先生の指導方法をわかりやすいと感じているか、
先生を心から信頼しているかなど、 親が子どもとの相性をきちんと見定めていきましょう。

どの種類の塾や家庭教師も、先生の熱意や子どもとの相性も大切。

これまで様々な塾の種類を説明してきましたが、
比較検討する際に親が一番考えなければいけないのが、
「自分の子どもにどんな勉強の環境を用意するのがベストなのか」ということです。
元々学校の勉強が好きで、勉強に対する集中力を持っている子どもは、
難関校対策という観点もふまえて、大手や中堅の集団塾で中学受験対策をするのが万全です。
目標とスケジュールをきちんと立てて、
講師や周りのライバル達と共に受験に備えることが 子どもの能力を最大限に伸ばすことにつながります。

一方、勉強が好きではなく、少し周りに比べてのんびりな性格の子どもに 無理やり大手塾の環境を与えることは、
必ずしもいい結果をもたらすとは限りません。
子どもに必要なのは「集中して勉強できる環境」であり、
「自分ととことん向き合ってくれる先生」です。
どんな環境であればその子の能力を最大限に伸ばせるのか、
個別指導塾や家庭教師も視野に入れて検討するのが安心です。

【親の働き方やライフスタイルに合うか?も重要】

もうひとつ、塾選びに際して忘れてはいけない観点が、
親の希望する働き方や受験勉強への介入度が塾の推奨するレベルと合っているか、ということです。
中学受験すると決めた家庭では、受験する本人だけではなく親の仕事も格段に増えます。
塾への送り迎えやお弁当作りに始まり、 家で塾の宿題やプリントの管理をすることも親の役目になることが多いです。
特に仕事を多く抱えるワーママにとっては、ライフスタイルの変更を強いられることになります。

一方、ワーママがライフスタイルを変更せずに通える塾もあるので、
体験や入塾の相談等で、しっかりと塾の方針を確認しましょう。
塾によって、親の受験勉強への介入の期待値は様々です。
塾の宿題の管理を完全に親に一任する塾もあれば、 親の負担を減らすために、
塾の勉強にまつわる管理は親ではなく塾がすると明言している塾もあります。
子どもの中学受験を親がどの程度の距離感で応援していきたいかをきちんと考えた上で、 どんな環境であれば塾と親がタッグを組んで子どもを一緒にサポートしていけるか、 今一度よく考えてみましょう。

 

中学受験は、勉強する子ども本人の気力体力はもちろん、
それをサポートする親の覚悟も必要です。
親子共々、3年間の受験勉強を健康に乗り切るために、
自分たちのライフスタイルや価値観にあった塾選びをしていきましょう。

【塾は子どもの味方。積極的に情報収集をしましょう】

もし、自分たちに合う塾がイメージできなかったら、
複数の塾へ体験授業や無料相談に行ってみるといいでしょう。
塾で行われている授業や生徒の雰囲気を見て、
子どもと親双方が「ここなら頑張って通えそう」と思えるところがみつかるはずです。
子どもの性格や家庭のスタイルを一度整理して、ベストな塾と出会えますように。

中学受験・実力テストは駿台・浜学園:資料請求/問い合わせはこちらから