【ゼロから学ぶ中学受験】小学校1年生ってこんな時期!

【子どもの成長を理解して、中学受験に備えよう】

中学受験を考えている家庭にとって、
「小学校時代をどのように過ごすか」を考えるのは、非常に大切なことです。
「小学生になったら、中学受験を見据えてすぐに塾に通わせた方がいいのではないか?」
と、考え始める親も少なくありません。

小学校1年生からの6年間、子どもは年々どんな体や気持ちの成長を迎えるのでしょうか?
小学校の6年間は、「低学年」「中学年」「高学年」と、
2年のくくりでその特徴を説明することができると言われています。
子どもの生活の整え方や勉強の進め方は、この2年のタームを意識することが大切です。

①「低学年」(小学校1年生、2年生)
言葉や表現面でも拙い幼稚園時代を経て、小学校という新しい環境の中で身体と心の成長が始まります。
この時期は親や周囲の大人の価値基準が子どもの行動を決定づけ、
友達を自ら選ぶことはせずに身近な友達と遊ぶことを好みます。

②「中学年」(小学校3年生、4年生)
小学校の環境にも慣れたこの時期の子どもは態度も行動もやんちゃになる、
いわゆる「ギャングエイジ」に突入します。
「ギャング=仲間」を常に意識して行動し、親や先生には反抗的な態度をとるようになり、
仲のいい友達を頼るようになります。

③「高学年」(小学校5年生、6年生)
身体の成長が著しいこの時期に、子どもは精神的にもぐんと成長します。
自分の意見をしっかり持ち、親をひとりの人間としてみるようになります。
友達の中から気の合う「親友」を選ぶようになり、
また異性の友達を意識するようになるのもこの頃からです。
将来の夢や自分の得意なことなどがわかるようになり、
小学校期が終わり、ここからさらに自立した考えを持つ「中学校期」へシフトしていきます。

今回は小学校のはじまりである「小学校1年生」にフォーカスして、
子どもの成長と、生活面や勉強面で気を付けたいことをご紹介します。

【小学校1年生って、どんな時期?】

幼稚園や保育園を卒業したばかりの1年生は、園児の延長線上としての成長を続けながらも、
手足をはじめとした身体が急速に成長し、活発的な体型へと変化する時期になります。
「小学生になってぐんと成長した気がする」と思う親が多いのも、この理由からです。

新しい経験ばかりの小学校1年生の環境は、常に変化と不安な気持ちを伴うものとなります。
学童通いのスタートなど、共働き世帯が直面するいわゆる「小1の壁」や、
環境にうまく適応できない子どもによって引き起こされる、
授業崩壊などの「小1プロブレム」なるものなど、
親や子どもが直面する様々な問題が出てくるのが1年生時代の特徴です。

子ども個人としての成長を見てみると、1年生は親や先生の「注意」や「しつけ」によって
自分の力で身の回りのある程度のことはできるようになります。
その習熟程度は子どもによって様々にもかかわらず、
「うちの子はいつまでたっても身の回りのことが自分でできない」と焦る親もでてきます。
気持ちの面では、幼稚園時代同様、大人への依存が非常に大きく、
親や先生が正しいといったことを正しいと信じ、その指示に従って行動をする時期でもあります。

小学校入学当初はまだ親に甘えきりだった子どもは、
小学校1年生の生活を通して様々な体験をし、大きな精神的成長を遂げます。
小学校1年生が終わる頃には親からの自立もみられ、
自分のことがすべて自分でできるようになります。
小学校1年生の時期は、
子どもが学校生活の中で最も成長する1年間といっても過言ではないでしょう。

【小学校1年生の生活面:どんなことに気を付ければいい?】

先に述べた通り、いくら体力的には準備ができていても、
小学校という新しい環境や生活習慣に慣れるのはとても大変なことです。
まずは子ども本人が心地よく日々の生活を送れるように、
親は生活の基盤を作ることに専念しましょう。
子どもが新しい環境に十分慣れるまでは、勉強や習い事、週末の予定などを
詰め込みすぎないようにするとよいでしょう。

また、環境の変化への適応が大変なのは子どもだけに限りません。
小学校という独自のルールへの適応や、「小1の壁」に代表される共働き世帯の生活の変化など、
小学校1年生は親の生活にも大きな変化を求めます。
親のストレスを子どもが感じてしまわないように、
親自身もストレスをため込まないように気を付けましょう。

小学校1年生は「まねっこ時代」とも言われていて、
大人や周囲の年長者の仕草や行動をまねたがる時期でもあります。
生活面で親が模範となれるように、また親の悪い生活習慣が子どもに身に着かないように、
親は十分気を付けて毎日を過ごしましょう。

また、1年生は強い自立願望がある反面、何事にもまだ大人の手助けが必要で、
本人もまだまだ親に甘えたいと思う時期でもあります。
親としてはつい「もう小学生なんだから」と叱りたい気持ちにもなることも多いですが、
子どもが親の助けを必要とする時には、きちんと手を差し伸べてあげることが大切。
その繰り返しによって依存しすぎない親子関係を構築して、
精神的な自立を促すことができるでしょう。

【小学校1年生の勉強面:どんなことをすればいい?】

一方、勉強面ではどんなことに気をつけて1年生の時期を過ごせばよいでしょうか。

小学校に入り、学校での勉強は始まりますが、
基本的に1年生の内に自宅で長時間の勉強をすることは必要としません。
1年生の内は、10分机に向かって課題をすることを目標にしましょう。
その10分の勉強時間に加え、学校の宿題ができれば十分です。
1年生では10分の感覚がわからない子どもも多いので、
キッチンタイマーを机に置いて10分計ってあげるとよいでしょう。
机に向かう時間が短くても、可能な限り1日の決まった時間に毎日行えるとさらに効果的です。
毎日規則的に学習の時間を設けて習慣化することで、
勉強や受験対策に向けた基礎的な体力が養われます。

1年生から塾に通い始めるとしたら、成績アップは二の次に考え、
当面の目的は「勉強を習慣化させること」に置きましょう。
頻度は1週間に一度程度でOKです。

一般的に、小学校1年生の時期は「なぜなぜ時代」と言われており、
何かにつけて親や先生を質問攻めにするのが特徴です。
この興味の連続を損なわずに、知的好奇心を育んでいくことが中学受験でとても大切になってきます。

小学校低学年は「空想時代」とも言われていて、自然への興味も増えていく時期でもあります
アニメや動物物語、昔話などを好む子どもも多いです。
どんな分野でもいいので、とにかく本人の好きなことに没頭できる材料や環境を
親が積極的に与えていきましょう。
「遊び」と「勉強」が表裏一体となっている1年生は、遊びの延長線上にも学びがたくさんあります。
勉強させることだけにとらわれず、積極的に外遊びもさせましょう。

また、小学生全体で比較したときに1ヶ月の読書量が一番多いと言われているのが小学校低学年。
この時期に興味のある図書をたくさん与えることで「本好き」になり、国語力が養われることもあります。
読書はどんな分野でもいいので、本人が好むものをたくさん読ませましょう。

【生活を安定化させて、のびのびと成長してもらいましょう】

生活面においても勉強面においても、小学校1年生にとって大切なのは、
「新しい環境に慣れること」と「好きなことに夢中になること」です。
「苦手分野の対策」や「親が子どもにさせたいこと」は二の次にして、のびのび成長してもらいましょう。
1年生の日々を自由に思いっきり過ごすことで、
これから起こるいろんなことへの体力と気持ちの備えがでてきてくるはずです。
無理なく、笑顔で毎日を送りましょう。

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