【ゼロから学ぶ中学受験】小学校3年生ってこんな時期!

【子どもの成長を理解して、中学受験に備えよう】

小学校1年生からの6年間、子どもはどんな体や気持ちの成長を迎えるのか?
学年ごとに細かく成長をみることで、その時々で親が気を付けた方がいいことがわかります。

今回は小学校3年生にフォーカスして、
子どもの成長と生活面、勉強面で気を付けたいことをご紹介します。
小学校3年生は小学校時代の中で非常に重要な時期と位置付けられる「中学年」のはじまりです。
頭、身体、心すべてがぐんと成長するこの時期は、
勉強に対する根本的な姿勢を変えていけるチャンスでもあります。
親が子どもの変化を前向きにとらえて日々過ごすようにしましょう。

【小学校3年生って、どんな時期?】

小学校3年生は、小学校低学年の頃に比べて身体がさらに丈夫になります。
身長がぐんと伸びるため、全体的にスリムでしなやかな体型になるのがこの頃です。
手先が器用になり、バランス感覚や瞬発力も研ぎ澄まされるようになります。
スポーツが得意な子はこの時期からさらなる成長を見せていきます。

このようにそれぞれの得意なことが顕著になる一方、
「9歳の壁」と言われるように、発達の個人差が一段と出てくる時期でもあります。
「勉強が苦手」、「運動が苦手」、「背が低い」、「太っている」など、
平均と自分を比べて劣等感を持つようになる子どもも多くいます。
親が自分の子どもの成長を他の子どもと比較して
ものごとを考えることは避けた方がいいでしょう。
親のその考えが子どもの自己否定感につながりかねません。

小学校3年生は、人間関係にも変化がでてきます。
親や先生など「周囲の大人」の価値基準が大切だった低学年の時代から、
次第に友達との関係を重視するようになり、
「友達にどう思われるか」ということが子どもの行動を左右する要因となります。
小学校中学年が「ギャングエイジ」と言われるのは、
「仲間(=ギャング)」を大切にすることからです。
小学校3年生

【小学校3年生の生活面:どんなことに気を付ければいい?】

小学校3年生の子どもを持つ家庭は、どんなことに気を付けて生活すればよいでしょうか。
小学校3年生は日々の活動がさらに活発になり、
身の回りのことは完全になんでも自分でできるようになります。
一方、生活習慣の方はそれに反比例するように、おざなりになりがちです。
いい加減にやったりごまかしたりすることを覚えるようになります。

自分は一人前という意識から親や先生に対して反抗的な態度をとるようになったり、
大人の行動に批判的な物言いをするようにもなるのがこの頃の特徴です。
親としては怒りたくもなることも多くなりますが、
子どもが自分自身の頭でものごとを考えている証拠なので、
むげに怒ったり叱ったりすることはせずに、真摯に対応することが大切です。

子どもの自律性にまかせようとしながらも、つい親(特に母親)は
「さっさとやりなさい」、「まだやっていないの」と、子どもを急かしたくなってしまうことも。
子どものやる気を削いでしまうことにもなるので、忍耐強く会話していきましょう。

前段でも述べた通り、
子ども自身が「自分は〇〇くんよりも足が速い」、「〇〇ちゃんよりも歌が下手」など、
自分の得意分野、苦手分野を実感するようになります。
得意なことはさらに伸ばせるように、苦手なことにもちゃんと向き合えるように、
親がサポートすることが大切です。
甘やかすのではなく、正しい自己肯定感を持たせてあげましょう。

【小学校3年生の勉強面:どんなことをすればいい?】

小学校3年生は勉強面ではどんなことに気を付けて生活すればよいでしょうか。
空想の物語が好きな低学年から科学的、現実的なものへの興味にシフトしてくるのも特徴的です。
読む本の内容も、漫画や科学ものに興味を持ち始め、
事実に即したものや現実的な物語への理解も増えてきます。

家庭での勉強について、勉強する時間は親が「短すぎないか?」と思う程度、
1日20~30分程度できれば十分です。
一日の勉強時間よりも、毎日コツコツと勉強を継続できる「学習の習慣化」の方が重要です。

小学校3年生の勉強や塾での学習について、
駿台・浜学園 お茶の水教室の小原先生に聞きました。

小学校3年生の勉強環境はどう変わりますか?

小原(敬称略):中学受験対策について、これまでは4年生から始めるのが主流でしたが、今は3年生からが主流です。そもそも3年生はまだ中学受験を意識している子どもが少ないため、一番大切なのは、学習の習慣づけです。3年生では自分自身でスケジュールを組んで遂行するのがまだ難しい時期なので、親も積極的に協力していきましょう。

「学習の習慣づけ」をするために必要なことはどんなことですか?

小原:褒めて伸ばすこと、「勉強や塾が楽しい!」と思うことが基本です。子どものマネジメントが上手な親は、子どもが好きなポイント表やシール帳などを作ってうまくモチベーションを上げている例もあります。

塾では小学校3年生に向けて具体的にどんな授業が用意されているのでしょうか。

小原:早い子では夏休みから通塾が始まります。秋からでも決して遅くはないので急ぎすぎる必要はありません。3年生の間は、週に1回の通塾が基本です。翌週にある復習テストの8割以上得点を目指して1週間のスケジュールを組んでいきます。このスケジュールを掴んでおくことで、4年生で4教科になった時にリズムを作りやすくなります。
塾でも3年生に対して意識していることは、「わかる!」「勉強が楽しい!」と思わせる授業展開です。塾が楽しいと感じてくれる子どもは、家庭でも塾の話をするし、宿題をしてこないということも少なく、その後の学力がぐんと伸びる傾向にあります。

ーーーー小原先生 Profileーーーーー

丁寧に、かつ面白く!生徒に寄り添いながら授業を進める小原先生

所属:駿台・浜学園 お茶の水教室
経歴:某有名中学受験塾で20年勤務。
その後駿台・浜学園の立ち上げから数多くの有名中学へ生徒を送り出す。
低学年を中心に、「国語を学ぶことの楽しさ」を伝えるプロフェッショナル!
中学受験生に一言:受験勉強は大変ですが、学ぶ楽しさもたくさんあります。
         ぜひ一緒に頑張ってきましょう!
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【小学校3年生は中学受験のスタート。気を引き締めて過ごそう】

自律的にものを考え、自分の判断で行動をするようになる小学校3年生。
生活も勉強もどこまで自分自身の力でよい習慣を身につけられるか、
また親がそれをどう導いていくかが試される時期とも言えます。
勉強面ではいかに「勉強が楽しい」と思えるようになるか、動機付けがとても重要になり、
この動機がここからスタートする中学受験を頑張る源になっていきます。
上手に息抜きしながらポジティブに毎日を過ごせるようにしましょう。

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