【ゼロから学ぶ中学受験】小学校5年生ってこんな時期!

【子どもの成長を理解して、中学受験に備えよう】

小学校1年生からの6年間、子どもはどんな体や気持ちの成長を迎えるのか?
学年ごとに細かく成長をみることで、その時々で親が気を付けた方がいいことがわかります。

今回は小学校5年生にフォーカスして、
子どもの成長と生活面、勉強面で気を付けたいことをご紹介します。
生活習慣や行動が中学年の時と比べてぐっと成長し落ち着きを見せ始める小学校5年生。
大人に自分を一人前として認めてもらいたいという欲求が出てくる時期でもあります。

勉強面では、中学受験に向けて通塾頻度も増え、学習範囲もぐんと広がる時期になります。
効率的な勉強方法を確立し、自分で決めた目標に向かって努力していく必要があります。
親はどんな点に気を付けて子どもと日々を過ごせばよいか、ぜひヒントをみつけてください。

【小学校5年生って、どんな時期?】

思春期の始まりでもある小学校5年生は、男女共に身体の成長の個人差が大きくなる時期です。
身体だけではなく、心やものの感じ方の変化も著しく、異性に対する意識も顕著になってきます。
異性に対する過剰な意識ゆえ、男女間は距離を保つようになり、
女子は小さなグループを作ることで仲間意識を強めていく傾向があります。

精神面ではというと、大人の顔色をうかがっていた低学年、
友達の評価が気になる中学年を経て、自分自身の価値観や考え方をしっかり持つようになります。
それゆえ、大人に対する批判的な態度もとることもしばしば見られるようになります。
思考力も大人並みになり、物事を自分の力で調べ、
その結果に対する自分の考えをきちんと話せるようになります。
テレビや新聞、インターネットなど、
様々なメディアの情報を正しく読み取ることも可能になります。

【小学校5年生の生活面:どんなことに気を付ければいい?】

小学校5年生にもなると、これまで以上に道徳的な価値観が確立され、
良いことと悪いことの分別がきちんとつくようになります。
分別をきちんとつけようとするあまり、
周りに対しても規律を守るように少し厳しく当たる一面もでてきます。

小学校5年生の後半には、委員会活動や奉仕活動など、タスクと責任が増えることで、
少し不安定になり、中には荒れる子も出てくると言われています。
特に、11月は5年生の学級崩壊や不登校が発生しやすい時期とも言われており、
親や周りの大人が子どもの小さな変化に目を向け、ストレスを和らげ、
安心できる環境を提供してあげる必要があります。

小学校5年生ともなると、子どもに関する情報を
親が本人から聞き出すことが難しくなってくるため、
担任の先生や他の子の保護者と連携し、情報を共有していく必要がでてきます。
親と子どもの一対一のコミュニケーションだけではなく、
周囲を巻き込んだコミュニティをうまく形成する必要があります。

また、小学校5年生は思春期の始まりゆえ、
異性の親に反抗的な態度をとりやすくなるという傾向もあります。
異性の親は子どもに対してあまり細かく口出しをせずに、
適度な距離を保って子どもの生活を見守ることが大切です。
どちらか一方にまかせすぎず、
父親と母親でうまく役割分担しながら子どもの成長を見届けていきましょう。

【小学校5年生の勉強面:どんなことをすればいい?】

小学校5年生は勉強面ではどんなことに気を付けて日々生活すればよいでしょうか。
小学校5年生では学習する範囲や内容もかなり複雑化するため、
勉強する子としない子の学力差が如実に出てきます。
本腰を入れて中学受験に向かい合う時期にもなり、勉強内容もぐっと難しくなります。
勉強内容そのものだけではなく、時間の使い方、
生活リズムが崩れないスケジュールを確立させることなど、
親が多方面から子どもの勉強の環境を整える必要があります。

駿台・浜学園お茶の水教室の宮川先生に、小学校5年生の勉強について聞きました。

小学校5年生の勉強環境を整えるために、どんなことに気を付ければよいでしょうか?

宮川(敬称略):中学受験を目指す小学校5年生の通塾は週に3~4回に増えます。自宅や塾の自習室での勉強に関しては、子どもが勉強に集中しやすい時間を親が把握して、きちんとスケジュールを立てることが必要になります。朝の方が勉強がはかどる子どももいれば、夜の方が集中できる子どももいます。勉強時間以外にも、起床、食事、就寝時間なども細かく調整して、子どもにとってベストな生活習慣を親が作っていきましょう。一度決めたスケジュールが完璧である可能性は低いので、やりながら時間の使い方をメンテナンスしていき、リズムが崩れないスケジュールを確立することが大切です。また、「ここまでやったら気分転換する!」など、メリハリをつけるのもひとつの手でしょう。

勉強や日々の生活のスケジュールの立て方は、親が主導すべきでしょうか?

宮川:精神年齢が高い子どもは自分である程度スケジュールを考えられますが、基本的には家族一丸となってうまくいくように働きかける必要があります。受験する本人や親だけではなく、兄弟姉妹のスケジュール調整も大切です。しかし、親が一方的にやり方を決めるのではなく、子どもが自ら問題意識や主体性を持つことが非常に重要です。自律的に中学受験に向き合っている子どもの方が、ゆくゆく学力が伸びる傾向にあります。

小学校5年生の勉強の進め方ではどんなことがポイントになりますか?

宮川:勉強する内容については、4教科それぞれに、「絶対やる」、「基本やる」、「できればやる」という風に、区分けしながら進めていきましょう。細切れになった時間は漢字や熟語の学習に充てるのもよいでしょう。
6年生と比べて5年生はまだそれほど忙しくないので、時間を見つけたら読書する習慣もつけましょう。話題になった新書や賞をとった小説などは、受験問題に採用される可能性が大いにあります。受験問題の中では、哲学や動物行動学、環境問題などについての出題もあるので、身近な問題と絡めて家庭で話すなど、広く好奇心や問題意識を持つよう促しましょう。
文章を読む時には字面を追うのではなく、本質を捉える読み方を意識してください。たとえば、物語文であれば登場人物になりきるほど感情移入して読んだり、説明文であれば要旨を読み取る努力をしたりするとよいでしょう。

ーーーー宮川先生 Profileーーーーー

日本語の機微に通じる宮川先生。中学受験が終わる頃には、この先生に学んでよかったと思うこと間違いなし。

所属:駿台・浜学園
経歴:中学受験国語の指導一筋の大ベテラン!
   現在も高学年を中心に受験で勝つ国語を熱血指導。
中学受験生一言:艱難汝も玉にす!
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【子どもの主体性を大切に、成長を見守っていきましょう】

小学校5年生は、子どもの自立を促しながら、
中学受験という大きな目標に向かって本腰を入れる大切な時期です。
子どもは学校でも塾でもいろんなタスクに追われて、心身ともに疲れが出てしまったり、
精神的にも不安定になることがあります。
子どもが集中して中学受験という目標に向かって日々過ごせるよう、
親もサポートしていきましょう。

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